ARCHITECTURE

旗竿状の敷地形状を活用してオープンエンドな空間を設計する

敷地面積100㎡のうち敷地延長部分が25㎡を占める旗竿状の敷地に建つ個人住宅。 旗竿状の敷地でありながら二面に接道していることから、エントランスアプローチを北側に設け、東側の敷地延長部分を居室から連続した小庭として計画する。四周を住宅に囲まれた密集地に建つため、プライバシーを確保しながらも、明るく風の抜ける開放的な居住を可能にするために、建物と敷地境界の間にできる小さな隙間を、積極的に室内側に取り込む計画とした。

所在 : 東京都杉並区
竣工 : 2003年10月
設計 / 監理 : 有限会社アパートメント
施工 : 株式会社アイガー産業
敷地面積 : 102.63㎡
建築面積 : 51.26㎡
延床面積 : 95.48㎡
Photo : Nacasa & Partners Inc.