ARCHITECTURE
立体的なひと続きのワンルームとして住宅を設計する
杉並区高円寺の狭小敷地に建つ木造3階建ての個人住宅。
1階はエントランスの土間からバスルーム、トイレ、居室がつながる。2階ではキッチンとリビングの間に作り付けの大きなテーブルを配置。リビング側はキッチン側よりも50センチ高い位置に床を設けることで部屋の中心の大きなテーブルをダイニングテーブルとして利用しながらも、床座のリビングルームとして機能する。3階はロフトや屋上への階段を立体的につくることで、小さな空間に色々な場を用意している。バスルームとトイレ以外には建具を設けず、立体的なひと続きのワンルームとしての広がりを意識的にデザインした。
所在 : 東京都杉並区
竣工 : 2010年3月
設計 / 監理 : 有限会社アパートメント
施工 : 大神田建設株式会社
敷地面積 : 37.83㎡
建築面積 : 22.62㎡
延床面積 : 60.03㎡