多々ある記憶の中でも、発表会の日に舞台裏を覗きにいった際に体感した、
舞台袖に射し込むおおきな光。
まるで初夏の満月のような光。
多々ある記憶の中でも、
発表会の日に舞台裏を覗きにいった際に体感した、
舞台袖に射し込むおおきな光。
まるで初夏の満月のような光。
そのイメージが、いまでも身体のおくに、鮮明に残っている。
木村和平(あとがきより)
そのイメージが、
いまでも身体のおくに、
鮮明に残っている。
木村和平(あとがきより)
『袖幕』木村和平
¥4,950
(税込・送料別)
188mm × 243 mm|布張り上製本|80ページ / 本文:モンテシオン 四六判T目
81.5kg
/ 見返し:タント 四六判
Y目
100kg
photographs by Kazuhei Kimura / 4,950 JPY|80 pages|hardcover / text: haruka
nakamura / book design:
宮添浩司
Koji Miyazoe
translation:
ジェレミー・ウールシー
Jeremy Woolsey / printing & binding:
藤原印刷株式会社
Fujiwara printing co., ltd.
188mm × 243 mm|布張り上製本|80ページ / 本文:モンテシオン 四六判T目
81.5kg
/ 見返し:タント 四六判
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photographs by Kazuhei Kimura / 4,950 JPY|80 pages|hardcover / text: haruka
nakamura / book design:
宮添浩司
Koji Miyazoe
translation:
ジェレミー・ウールシー
Jeremy Woolsey / printing & binding:
藤原印刷株式会社
Fujiwara printing co., ltd.
木村和平
Kazuhei Kimura
/ 写真家
1993年福島県いわき市生まれ
http://www.kazuhei-k.com/
木村和平
Kazuhei Kimura
/ 写真家
1993年福島県いわき市生まれ
http://www.kazuhei-k.com/
木村が実家で偶然見つけた一枚の古い写真。
それを眺めているうちに、幼い頃に出会った、姉とバレエに関するさまざまな記憶が蘇ってきたと言います。
姉が通うバレエ教室のおおきな鏡、真似て踊ったくるみ割り人形、トウシューズの履き方。
その体験は、木村がこの数年間、撮ることを介して寄り添い続けたバレエ教室の子供たち、
そしてこの『袖幕』へと繋がる、最初のきっかけとなりました。
そんな多々ある記憶の中でも、特に深く残っていたのが、客席から観た舞台ではなく、
小さなバレリーナたちが待つ舞台袖から見た、おおきく力強い「光」でした。
臙脂色の装丁は、舞台袖に下がる幕=袖幕を連想させます。
『袖幕』をめくることで、私たちは木村の記憶に残るその「光」を、なぞらえていくことができるでしょう。
木村が実家で偶然見つけた一枚の古い写真。
それを眺めているうちに、
幼い頃に出会った、姉とバレエに関する
さまざまな記憶が蘇ってきたと言います。
姉が通うバレエ教室のおおきな鏡、
真似て踊ったくるみ割り人形、
トウシューズの履き方。
その体験は、木村がこの数年間、
撮ることを介して寄り添い続けた
バレエ教室の子供たち、
そしてこの『袖幕』へと繋がる、
最初のきっかけとなりました。
そんな多々ある記憶の中でも、
特に深く残っていたのが、
客席から観た舞台ではなく、
小さなバレリーナたちが待つ舞台袖から見た、
おおきく力強い「光」でした。
臙脂色の装丁は、
舞台袖に下がる幕=袖幕を連想させます。
『袖幕』をめくることで、
私たちは木村の記憶に残るその「光」を、
なぞらえていくことができるでしょう。
陽の光が木々の間 から溢れるように。
その美しさに思わず目を細めるように。
少女たちのかけがえのない時間。
いま、いまが流れていく。
瞬間が、連続して。
それは光のはやさで。
決して振り返らない。
二度とは訪れない。
木村和平のシャッターは光をとらえる。
輝きの波を。
彼のまなざしは儚いものをまっすぐと見つめている。
いつも、そっと優しく包み込むように。
ひかり輝いている人と出会うといつも思う。
ああ、この子の今を彼に撮ってほしいな。
彼ならこの、一瞬の煌めきを捉えることが出来るだろう、と。
陽の光が木々の間から溢れるように。
その美しさに思わず目を細めるように。
少女たちのかけがえのない時間。
いま、いまが流れていく。
瞬間が、連続して。
それは光のはやさで。
決して振り返らない。
二度とは訪れない。
木村和平のシャッターは光をとらえる。
輝きの波を。
彼のまなざしは儚いものをまっすぐと見つめている。
いつも、そっと優しく包み込むように。
ひかり輝いている人と出会うといつも思う。
ああ、この子の今を彼に撮ってほしいな。
彼ならこの、一瞬の煌めきを
捉えることが出来るだろう、と。
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